ジョン・コルトレーンがブルー・ノートに唯一遺した作品にして、ジャズ名盤中の名盤である本作は、やはりレコードで聴くのが一番です。籠ったようなサックスの響きはとにかくスタイリッシュで、完成度の高さを感じさせます。
コルトレーン自身が「いいレコーディングだった」と語っており、バンドメンバーとの相性の良さが際立った構成、音作りになっています。「Blue Train」のイントロは流れた瞬間に聴く人の心を鷲掴みにしてしまいます。
この作品に出会うまで、何となくモダンジャズを敬遠していた感じがあるのですが、ここからいろんな作品を聞くようになりました。マイルスも、結局コルトレーンがいたからちゃんと聴くようになったくらいです。

ジャケットデザインが有名ですが、納得のいく商品を探すのに苦労しました。発色は大事ですね。特にブルーは、こだわりがあります。

SIDE A
01. Blue Train
02. Moment’s Notice
SIDE B
03. Locomotion
04. I’m Old Fashioned
05. Lazy Bird

一番好きなのは、意外と「I’m Old Fashioned」。奥さんにこのイントロを聴かせたくて、買ってもらいました。